2015-08-25 20150825 時間の流れはどんどん見えなくなり 記憶は堆積して砂のように細かい 通り過ぎる風は時間でなくて季節 おとなになって知ることができるのは 忘却の方法 夏の終わりの空気は冷たい川の流れ 永遠は沈んで 水は青く、濁らない 屈折がどこまでも続いて 日々をさらっている