何もかもに対して無条件でいられた日 それが日常であったような過去が わたしには確かにあって おそらく誰しもがそんな日を 底の底に沈めているだろう もしも今でもそうであれたら 底にある日を引っ張り出せたら 世の中の上澄みを掬い取ることも 溶け出す感…
不安の立方体の中の自由へ 死の匂いのする風にざわめきを覚えて それでも尚ざわめきは見えず (見ることは許されず) 身体はいつもいつまでも 空転の渦に飲み込まれて 今日も、昨日も、明日さえ 逡巡しているばかりのようだ
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