N / N

FUYUU

20130914

 

いよいよ朝が来る、という瞬間が苦手だ

虚無感

絶望感

何かとてつもなく大きなものに圧迫される気持ち

朝の光は私から大事なものを奪っていく

朝はきっと、エネルギーがありすぎるんだ

そして夜のうちに沸き上がった私の中の泡のようなエネル

ギーはぽつんぽつんと音を立てて消えてしまう

嗚呼、永遠に夜ならばよかったのに

私だけ、夜の世界に連れて行ってくれればよかったのに

そんな気持ちを残しながら、朝はとげとげしく私の中に入っ

てしまうのだ